明石丁

明石丁の明石焼きは、内部がとろとろに焼き上がっています。そのため、とろとろの食感がお好きな方にとっては、これ以上ない喜びでしょう。ただし、個々の好みによっては、少々生焼けに近いと感じることもあるかもしれません。

明石丁の明石焼きを特製のだし汁につけずに食べると、微妙な塩味が足りないように感じるかもしれません。それは、薄口の味付けに仕上げられているからです。しかし、それには理由があります。それは、明石丁のだし汁が適度に塩味が効いているため、明石焼きをだし汁に浸けて食べると、ちょうど良いバランスの味わいになるのです。

私自身の主観で感じたことを申し上げますと、明石丁の明石焼きはだし汁に浸けて食べるバランスを重視して作られているように感じられます。だからこそ、15個の明石焼きに対して、初めから器に入っているだし汁の量は少々不足しているように思います。徳利にいれて2杯分のだし汁がついているとか、だし汁のおかわりが自由であるといったサービスをお店にしていただけると、非常に助かると感じました。

ただ、私個人としては、だし汁に浸けずにそのまま食べることを選ぶことが多く、全体の半分ぐらいはそのまま食べるのが好きです。そのため、少し塩味が強い味付けの方が個人的な好みに合致しますが、これはあくまで私の主観的な意見です。